ROBOBELLA AI WEEKLY #006

画像編集・映像制作・リアルタイム生成から、
今週のAIを読む。

対象期間:2026年9月6日〜9月12日

公開中

対象期間内に一般公開された各社の公式一次情報を直接確認し、RoboBella運営がAI画像・動画制作とゲーム開発の視点から独自の日本語で整理しました。企業による性能評価、プラン制限、ベータ機能、研究段階も併記しています。

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01

IMAGE EDITING · OPENAI

ChatGPT Images 2.5、参照画像の維持と部分編集を強化

参照画像を保ちながら指定箇所を編集するAIを表現したRoboBellaオリジナルイラスト
参照画像の維持と部分編集を表現したRoboBellaオリジナルイラスト

OpenAIは新しい画像モデル「ChatGPT Images 2.5」を公開しました。参照写真の人物・特徴を保つ能力、複数回編集した際の一貫性、指定箇所以外を変えにくくする部分編集、自然な光や質感を改善したとしています。生成時間はImages 2.0比で最大50%短縮したという同社評価です。

AI画像制作で起こりやすい「修正を重ねると顔・衣装・背景まで変わる」問題の軽減を狙った更新で、直接描いて構図を伝えるSketchや用途別テンプレートも追加されました。RoboBellaではキャラクター画像、動画の開始・終了フレーム、YouTubeサムネイルの部分修正に直結します。最大50%という速度改善はOpenAIの比較値で、利用環境や生成条件によって異なります。

OpenAI公式発表を見る ↗公開:2026年9月8日/全ChatGPT階層へ順次提供、API提供あり
02

VIDEO EDITING · ADOBE

Premiere Proのタイムライン上で映像・音響をAI生成

映像編集タイムラインに映像と音響素材が集まる様子を表現したRoboBellaオリジナルイラスト
タイムライン内で完結するAI映像制作を表現したRoboBellaオリジナルイラスト

AdobeはPremiere ProとAfter EffectsへAI制作機能を追加しました。Premiereの「Generative Media Tool」では、編集タイムラインから離れずに映像、効果音、環境音、音楽を生成できます。映像生成にはAdobe Fireflyのほか、Google Veo、Kling、Runway、Lumaなどの提携モデルも選択できます。

既存映像から取得した参照フレームを使い、前後の編集内容に合わせて不足部分を生成できる点も実務的です。Geminiで作成した10秒動画を結合する現在の工程に、環境音の生成、映像間の隙間補完、音量調整を組み込める可能性があります。Generate Soundscape、Generate Music、Premiereの一部音声機能、After EffectsのAI Assistantなどはベータ段階です。

Adobe公式発表を見る ↗公開:2026年9月8日/一部機能はベータまたはパブリックベータ
03

DESKTOP APP · GOOGLE

GeminiのWindows版デスクトップアプリが公開

Windowsの作業画面からAI制作機能へつながる様子を表現したRoboBellaオリジナルイラスト
デスクトップからAI制作へ入る新しい導線を表現したRoboBellaオリジナルイラスト

GoogleはWindows 10・11向けのGeminiアプリを世界提供しました。Alt + Spaceで現在の作業画面から呼び出せるほか、専用画面でGoogle DriveやGmailの情報を扱い、Nano Bananaによる画像生成やGemini Omniによる動画生成も利用できます。

ブラウザを開いてチャットへ移動する工程が減り、PCでのGemini動画生成、プロンプト管理、Drive上の素材確認が一つの入口にまとまります。現時点では主に呼び出しやすさと既存Gemini機能の統合が中心で、Gemini Sparkや一部の高度な生成機能にはGoogle AIの契約が必要です。地域・年齢・プランによる制限もあります。

Google公式発表を見る ↗公開:2026年9月10日/Windows 10・11で世界提供
04

REAL-TIME VIDEO · RUNWAY

Runwayが「待たずに指示できる」リアルタイム動画生成を研究

映像と音声がフレームごとに連続生成される様子を表現したRoboBellaオリジナルイラスト
逐次生成されるリアルタイム動画を表現したRoboBellaオリジナルイラスト

Runwayは、最初のフレームを早く表示し、その後の映像と音声を逐次生成するリアルタイム動画技術の研究内容を公開しました。Gen-4.5などの基盤モデルをフレーム単位で先へ進む自己回帰型へ変換し、生成途中の誤差が後続フレームへ蓄積する問題を抑える訓練方法を説明しています。

映像を見ながら方向を変えられるようになれば、入力後に完成を待って結果が違えば作り直す現在の工程を変える可能性があります。RoboBellaでも構図やキャラクターサイズのずれを完成前に見つけ、早い段階で修正できる方向へつながります。ただし、製品の一般提供、利用料金、提供時期を発表したものではなく、実用化済みの機能としては扱えません。

Runway公式研究を見る ↗公開:2026年9月10日/研究発表